家にこもってテスト勉強×読書を満喫した1日でした。
本で読んで考えさせられたことです。
マクロな視点を忘れて、目先のビジネスにばかり惹かれていると、後々とんでもないことになりかねない。マクロもミクロどちらも、しっかりと見ることで始めて見えてくる真実があるんじゃないかと最近感じている。
ミクロな流れの多くの体験と情報は”Social"や"ネットの海”に溢れているし、人に会えば聞き出すことが可能だが、残念なことにマクロな流れはこのような手段で得られることが少ない。ミクロな情報に惑わされているせいか、日本では空前絶後の起業ブームだ(ほぼ全部、IT/Web)。さて、彼らは、マクロな視点を忘れていないだろうか。
最近の話を少ししておくと、”日本の経済”について話すとき、ファクトに基づいた”分析”と”意見”が言えない人が多いような気がしている。”デフレ”だの”景気が悪い”だの、その原因に”国際競争力が落ちている”や挙げ句の果てに”中国の台頭が著しい”なんていう事実をあげてしまう。
前者は何を根拠に言っているのかわからないし、スイスIMDデータを見て17位(?)だったことを指して発言してるのなら、「あなたは、自分の健康診断の総合評価がC(A/B/C/D/E)だからといって、対処できますか?」という質問を投げ返さなくてはならない気がします。というもの、原因を国際競争力なんていう意味不明な抽象的な順位で説明されて、順位が低下していることが原因ですは、対処の使用がありません。それ問題の本質じゃないですよねと返されてしまいます。
それと後者の”中国の台頭”問題ですか。。。なくなれば、稼ぎ柱がなくなりますよってなもんですが、大丈夫ですか?。これを学生に混ざって社会人があげてしまっている現状に不安を隠せないです。マスコミもひどいもんだなぁと、最近テレビを見て(Youtubeですが)感じています。
こんな偉そうなことを書いていますが、僕も2年前まで同じようなことを言っていた”くそ学生”です。ですが、ある人と会って、そんな軽率な考え方じゃダメだと指摘受け姿勢を変えて真面目に経済学を勉強してきました。すると、データを見るだけでたくさんのコトがわかるんですね。国が出している様々なデータは読み解き方を知らないと、ミスリードしてしまいます。是非一度”経済学”を学んでみてください。すると、おもしろいぐらい”視えてくる”ものがあります。
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Joseph E. Stiglitz著 |
ただ、少し難解な部分があるかもです。
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