2013年5月2日木曜日
【雑記】僕は、本を読むのが遅いー僕の本の読み方。
こんばんは。ふと、書いてみようと思ったので、PCを立ち上げてみました。
今日のテーマは読書のスピードについて。僕の本の「非効率」な読み方について。
です。
ところで、僕は本を読むスピードが皆さんの恐らく10倍から、100倍ぐらい遅いわけです。一冊読むのに少なくとも1週間はかかります。
ほら、わかったでしょ。
まぁ、なんて非効率(苦笑。
1冊に”少なくとも”7日もかかってるんです。
しかも、最初の「はじめに」を読んで、飽きて本を読むのを辞めてしまうことも多い人です。読まない月まであります。年間読んでる本なんて、数知れています。一時期、やたらと多い年もありましたが、今年に入って読んだ本を言えば、両手+αぐらいなんじゃないでしょうか。そして、実用書(How To系)はほとんど読んでいません。読んでいるのは、新書とか、ちょっと変わった思考方法の本とか(ロジカルで体系的な本は苦手です。数学と統計の専門書はもちろん読んでますけど)。でも、随分と1冊を深く読むようにしています。
最近、何のために、「僕は」本を読むんだろうと考えました。もちろん、単純に言えば、新しいことを知りたいからなんですが、もっと大本の目的って何だろうなって。その過程で、人より知識人になりたいとか、そんな色々な純朴さに欠ける欲求もあることが分かって、自分って人からの評価気にしてるんだな。なんて思ったりします。
ちなみに、こういうときには、本を読まないようにしています。邪念が入って、著者の思考がなぞれないからというのと、飽きたりしちゃうからです。読むことに力も入りません。本を読む目的が「ずれる」と読みながら「意味」を探します。そうすると、本の内容はどんなに面白い本でも、大して面白くなくなっています。
では、どんなときに、本を読んでいるのかというと、なんかこう「出会い」を求めているときです。出会いと言っても、「物語」との出会いなのかもしれません。新しい「視点」と言ってもいいかもしれません。特に、誰かに話したくなるようなワクワクする、または驚きを与える「エピソード」などに無性に出会いたくなったとき。刺激に出会いたくて読んでいます。
なので、随分と深く読んでます。小学生時代、読書は、著者との対話だと教えられたことを想い出します。その意味が、だんだんと分かってきたように思います。この人なに言いたいんだろう。ははぁー、こんな経験したから、こういう結論に至ったのか。おー、この発想はなかった!などなど、本1冊で山ほど感動をしています。しかも、途中で自分の経験まで引き出して、比較して、僕ならこう考えるわ!なんて思って、facebook, twitterに書き込んだりするから、更に遅くなる。ああー、なんて悪循環。
あ、話が逸れちゃった。(この後も、きっと何度も脱線します)
あと、本を読むときは「先入観(これにはこういうことを書いているはずだ)」を捨てます。まっさらな頭で読んでいます。だから難しい本が読めないんだと思いますけど笑。とっても苦手です。マルクスにしても、ウェーバーにしても。僕の頭では到底理解できません笑。それと、解釈するだけの事前知識がないだけなんでしょうけど。あ、話がそれました。
で、先入観を捨てるんですけど、すると、色んなことが新鮮に感じられます。同分野の本でも、全く違うことが分かります。僕は「結論」を求めて本を読みません。そこに至る「思考の過程」を知りたいと思っています。結論だけなら、ウェブで〇〇〇〇.pdfで調べれば、答えが出ますもん。
※〇〇〇〇 pdfで検索する方法はオススメです。大体全ての知識と呼ばれる知識、論文などがすべて手に入ります。分からないときは、こういう検索法を使いましょう。
How To本でも同じです。デザイン思考にしても、発想法にしても、そういう本も同じく「何故、この人はデザイン思考の本を書いたんだろう?」とか、「どうして、デザイン思考に彼は出会って、惚れ込んでいったのか」そんなことばかり気になります。そして、結果的に、本の内容にそういうことが書いてないと、読むのを辞めてしまいます。この最たる例が、前書きです。ここがつまらないと、すぐに本を閉じます。
さて、そろそろまとめです。
とにかく、僕は「人の思考をなぞる」こと。これが本の醍醐味だと思っています。だから、新書を読みたい。話がそれたり、全然関係ない世界に飛んでいったり、人間らしいなと思っています。実用的なお話は、大体周りの社会人のみなさんの外部脳に助けて頂いてインプットさせてもらっています。そちらの方が、効率が良くて、大事なことが詰まってる気もします。勉強しないといけないんですけどね。真剣に。
でも、こんな非効率な読み方をして「良かったな」と思うことがあります。それは、人と話しながら、質問に幅ができるようになったことです。そして、会話の中に、答えを焦って求めないこと。そして、質問をするときに純粋な「自然な問いかけ」ができるようになったことです。
「自然な問いかけ」っていうのは、ただ単純に「どうして?」と聞くのではなく、別の当たり前をぶつけてみることです。こういう考え方って、どう思います。ご自分の意見を踏まえて。みたいな質問の仕方です。僕はこう思うんですけどとは、絶対言わないで、相手からずっーと話を聞き続けていくということです。そうすると、インタビューする方も、される方も、何かを得て帰っていく。これは、雑談でも同じです。相手の意見の根拠を引き出すために、どういう風に考えたのかを詰め寄って聞くのではなくて、ゆるゆると話をする中で引き出しちゃう。みたいな感じです。
これが、随分と役に立っています。特に、誰かに道ばたでインタビューするとき、5分だけと言いながら30分近く話し込んだり、終いには友達まで巻き込む始末です。こういうのがなんとも楽しいですね。
さて、長くなっちゃいました。
夜も更けて、もう3時です。
「#もう4時じゃねーの」が懐かしいですね。
本の読み方、皆さんも色々とあると思いますが、僕はこんな感じだよという紹介でした!
それでは、素敵なゴールデンウィークを。
僕は関西で過ごします♪
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