こんばんは。
最近、大学にこもって考えを巡らしています。
いろいろ思いつくので、まとめてブログにしてみます。
さて、問いかけは「デザイン思考」から始まります。昨年1年間、デザイン思考のワークショップなどを通して、デザイン思考ってなんだ?っていうことをずっと考えてきました。で、僕がなんとなく思い始めたのは、デザイン思考はマインドの状態を大事にしていて、実際のところ思考プロセスなんてある種どうでもいいんじゃないかということです(あの5つのステップに意味ってあるのか?そんなに大事か?ってことでもあります)。なので、なんかデザイン思考ってうまくいく人、いかない人が分かれるので、変だよねとずーっと思って、違和感がありました。
じゃあ、思考ってなんでしょうね。
「思考」っていうのは「あなたの心の状態」から生み出されるものだと僕は思います。怒っていると、焦点を絞った考え方をするだろうし、楽しいとまとまりのない散漫な考え方をするでしょう?風邪を引いて、体がしんどければ心は「辛い・苦しい」ことになります。それが、どこに表層化するかと言えば、「話した言葉」「ポストイットへの記述」と「言葉の強弱、アクセント」のような「アウトプット」なんですけどね。
なので、個人的には「思考」に対して、こんな因果関係を持ち込んでみてはどうかな?と思っています。「心の状態」→「考え方」→「アウトプット」。そして、「心の状態」っていうのは、様々なものに影響を受けますよね。仕事の進捗、家族、息子の進学、職場環境、人間関係、生きる目的など全部です。もし、これが正しいとすれば、心の状態をどうベストに持っていくのかを真剣に考えないと、考え方は改善されないということになります。
デザイン思考がうまくいかないというのは、「考え方」にばかり意識がいっていて、「心の状態」へ意識がいっていないから。その人間の「根源的な部分」を自分でケアできてないからなのかなと思います。
もし、この仮説が正しければ、「心を鍛えること」は「考える」という行為を行う上で、非常に大事なことであると言えそうです。心を鍛えるというのは、まだまだ僕の感覚でしかないですが、「やりたくない」と思ったら、「やる」ように決断したり、「やりたい、発言したい」と思ったときに「いや、我慢しよう」とすることであったりします。こういう「訓練」を経ていくと、「心の状態が非常に平和になりますし、小さなことで動揺したり、闘争状態に陥らなくなる」ような気がするんです。
とまぁ、つらつら書きましたが、最近「考える」ってなんだ。「思考」って何だ。そんなことを考える機会があったので、書いてみました。
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